年末に串刺しになりそうだった話

2024年は元旦から、能登沖の大震災や航空機事故が発生し大変です。
年末に、私の方も一つ間違うと死にそうなことになっていました。

実家には氏神様の小さな祠があります。しめ縄と竹で作られた鳥居のようなものがあり、その竹は毎年取りに行きます。ただ、最近は竹も少なくなり取るのに苦労しています。そろそろ何か代替品を探さないと駄目だろうと話していたところでした。

大晦日、弟と竹取りに向かいましたが、なかなか良いものが見つかりません。見つけたと思ってもほしい種類と違っていたり、取りにくい場所に有ったり。
散々うろついてやっと見つけた竹はとても背が高く、そのままでは刈り取ることができそうにありませんでした。

私は竹の根本に行き体重を掛けて曲げにかかります。弟が先を受け取って切り取るという役割分担です。
ぐいっと曲げますが、なかなか思ったところまで曲がりません。思い切り体重を掛けたところで竹が大きな音とともに折れてしまいました。
周囲は斜面で、踏ん張ることもできません。地面には尖った竹の切り株。なんとか周囲を掴んで串刺しこそ逃れましたが、喉と水月(胃)、左脛には大きなキズが残りました。特に水月には大きな傷と内出血があり、1週間以上経った今も完治していません。
もし、もう少し体重がかかっていたのなら串刺しだったのでしょう。

多分、私が生きてきた中で一番死に近づいた事故だったと思います。
来年からは何らかの代替品を使います。命有っての物種ですしね。

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